2010年07月11日
「破竹の勢い」は「雨後のたけのこ」?
先日、義母から 冷凍した 「ハチクのたけのこ」 をいただきました。
(義母も、知人から 「おすそわけ」 としていただいたそうなので、「おすそわけのおすそわけ」 です。)
ハチクは、普通のたけのこよりぐっと細身のたけのこです。
ちゃんと下ごしらえしてから 冷凍してあるので、後は解凍して好きな具材と炊くだけ。
「ハチクって、すごい勢いで伸びるらしいでぇ。 ほれほれ、え〜と、なんか言うやん?」
と、義母が言うので、
「・・・は、破竹の勢いですか?」
と 答えると、
「そうそう!」
・・・実は私、「破竹の勢い」 という言葉をなんとなく 「火に放り込んだ竹 (ふしがついたまま) が、熱で破裂する時の勢い」 というイメージでとらえていたのです。
なので、義母から話を振られた時、探るように、恐る恐る答えたのでした。
「あぁ〜、今まで人に言わなくってよかった。 言ってたら、かなり恥だったわ」
と、胸を撫でおろす一方で、
「ハチクって、なんで破れる竹と書くんだろう??」
という疑問が・・・。
家に帰って辞書で調べてみて、びっくり!
ハチクって、「淡竹」 って書くんだ!!
じゃ、破竹って何なの〜〜??
「破竹の勢い」 を引いてみると、
「 (竹を割るとき、はじめのふしを割れば、あとは簡単に割れることから) はやく、ぐんぐんすすむようす。とめようもないほど勢いのはげしいようす、また、その勢い。」 とある (小学館・新選国語辞典 より)。
全然、違うやん!
二重で、間違ったやんっ!!
めちゃ、恥ずかしいやんっっ!!!
私は、「破竹の勢い」 を
「火中の栗をひろう」 のイメージと混同し、
そして義母は、
「雨後のたけのこ」 のイメージと混同したのではないか? と、想像したのでした。
普段、夫の揚げ足を取ったり、ネタにしたりしてるのに、人のこと言われへんわぁ。
義母にも、また今度、こっそり教えてあげることにしよう。
そうそう、肝心のハチクは、うす揚げとちくわと一緒に 薄味で炊いて、美味しくいただきました。
(ちゃん、ちゃんっ!)
2010年06月25日
ひとには理解されにくいであろう、においに関する私のクセ
〔その1〕
トマトを洗うとき、必ず 「ヘタ」 をむしって あの独特の青くさい匂いをかぐ。
青くささがキツければキツイほど、このトマトは美味しいに違いないと思ってしまう。
逆にあまり匂わないと、そのトマトへの期待がしぼんで、一気にテンションが下がるのだ。
〔その2〕
猫の指の間の匂いが好き。
香ばしくて、懐かしくて、何ともいえない・・・。
かいでいると、妙に落ち着く。
うっとうしがる猫に 顔を蹴られても、ずっとかいでいたい匂いなのだ。
〔その3〕
自分の手をこすり合わせた直後の、形容しがたいクサイ匂いが嫌い。
嫌いなくせに、確認しないと気が済まない。
寒い季節なんかに 手をこすり合わせて、おっかなびっくりかいでみては、顔をしかめる。
他人から見ると、かなり気持ち悪い行動だろう。
〔その4〕
うっそうと茂る木に囲まれた、古い神社のしけった空気の匂い。
通りかかるたびに、深く深く息を吸い込む。
真夏のうだるような暑い日でも、そこだけひんやりと冷たい風が吹く。
まるで、何年も、何十年も昔の空気のよう。
木の葉や草や苔が、生まれては土に還り、生まれては土に還り・・・。
何度も何度も繰り返して作られたと思われる、匂い。
子どもの頃、列車の窓から顔を出してかいだ、古いトンネルの匂いも、これに似ているような気がする。
どちらの匂いも、すーーーっっと 心が落ち着く。
〔その5〕
治りかけの傷口の匂いは、どうだろう?
好き? 嫌い??
擦り傷や切り傷に貼っていた 絆創膏やガーゼを取り替えるとき、傷口に鼻を近づけてかいでしまう。
化膿していないか、かさぶたがちゃんと出来かかっているか、匂いで確認したいのだろう、たぶん。
実際、傷口が乾いてきて、かさぶたが出来かかっているときの匂いをかぐと、「よし、よし!」 と 満足するのだ。
・・・おっと、他人の傷には決してしないので、ご安心を!
2010年04月05日
魔人トゲゲルゲの呪いか〜?
万年の、肩凝り症である。
万年なので、普段は肩が ”がっちがち” になっていても、それほど痛みは感じない。
でも、たまに、くる。
ぐーっっっと肩から首、後頭部にかけて、コリが這い上ってくる。
そうすると、吐き気がするわ、頭痛がするわ、首が回らないわ・・・で、にっちもさっちもいかなくなるのだ。
そのことを友人に話すと、彼女はわざわざ 「置き鍼 (おきばり) 」 を送ってくれた。
その優しい心遣いが、本当に有り難い。
しかしながら、ひとつ問題があった。
私は、刺さる系 (?) が大の苦手なのだ!
小学校の掃除の時間、床の雑巾がけをすると、木のささくれが手のひらにぐっさ〜〜っと突き刺さる。
ならばとモップを使うと、それを洗って絞るときに、隠れていたトゲがまた刺さる。
古い古い木造の校舎は、いたる所にトゲ、トゲ、トゲ (今の子どもたちには、解らないだろうなぁ)。
その頃テレビで 『超人バロムワン』 という特撮のヒーローもんをやっていたが、その中に 「トゲゲルゲ」 という魔人が出てきた。
トゲトゲした魔人の身体に人が挟まれて、でっかいトゲに刺されてしまうのだ。
ちっちゃな木のささくれでもかなり痛いのに、あんな大きなトゲに刺されるなんて!
あぁ、考えるだに、怖ろしい・・・。
注射はもちろん嫌い。 ピアスなんて、もってのほか!
刺さる系にはなるべく関わらないように生きてきたのに、それでもときどき刺されてしまう。
花や木のトゲ。
裁縫の針。
ナスのヘタにあるトゲや、オクラのうぶ毛のような細かいトゲ (こいつは見えないだけに、ホント小憎らしいのだ)。
いただいた置き鍼を横目で見つつ、しばらく置いていたが、とうとう一大決心をした。
どうにもこうにも肩が痛くてかなわなかったのだ。
夫に頼んで、貼ってもらうことにした。
テープ面をペロンとはがすと、細くてちっちゃな針先が現れた。
「なんだ、こんなにちっちゃいなら、案外へっちゃらかも〜」
と、軽口をたたいているうちに、一気に貼られてしまった。
ザラッとした感触はあったが、チクリとはこなかった。
おっかなびっくり、貼った背中を下にして寝ころんでも、あらら ちっとも痛くない。
拍子抜けした。
「トゲゲルゲ、たいしたことないや〜ん」
その後、肩はずいぶんと楽になった。
2週間ほどしてテープの端がペロペロッとめくれてきたので、そろそろはがしてやることにした。
背中に手を回して、テープの端をつかんだ (つもりだった)。
「っっった〜〜〜っ!!」
親指の腹に、鍼が思いっきり突き刺さっていた。
涙目になりながら、油断した自分を恨んだ。
・・・トゲゲルゲを 侮るなかれ。
2010年03月23日
天才バカボンは 役に立つのだ
以前、職場で東西南北がよくわからないという人がいた。
その人は、「東はいったいどっちなんだ・・・」 と迷ったとき、天才バカボンの
「♪ 西から昇ったお日さまが、ひがし〜へ 沈〜む〜 ♪」
という主題歌を いつも頭の中で歌っては、
「これの反対が正しいのだから、太陽は東から昇るのだ。 よって、太陽が昇る方角が、東なのだ」
と確認しているという。
小学生ならいざ知らず、大人なのにウソやろ〜っ!・・・と、大笑いした。
うちに帰って、夫にそのことを話した。
「ちょっと聞いて〜っ! ほんま、びっくりしたわ〜」
と、意気込んで話したら、
「・・・。 それ、フツーやろ」。
絶句した。
ここにも、いたのか!?
そして、これって フツーのことだったのか??
目からウロコだった。
バカボンの歌がこんな役立ち方をしているなんて、赤塚不二夫先生も想像しなかっただろう。
いや、しかし。
小池徹平くんが 「バカ田大学」 に合格し、友人に
「バカ大か〜。 すげぇ」
などとうらやましがられている昨今なのだ。
それも当然のことかもしれない。
さて、ついでながら、夫は 日本語もかなりあやしい。
前にも書いたが、人の話をあまり聞かず、また うろ覚えのままでしゃべるからだ。
先日は 「鼻白む (はなじろむ) 」 のことを
「鼻しろばんでる」 と言い放った。
「あんたは ”ジャン=クロード・ヴァン・ダム” か!!!」
というようなツッコミしかできなかった、私もわたしだが・・・ (ちょっと反省だ)。
また、足の甲が痛いと言うので
「甲って、皮膚の表面が痛いん? それとも中の骨の方が痛いん?」
と聞くと、
「・・・できれば、上の方で」。
「できれば」 って・・・。
そんなこと頼まれたって、痛い場所を変えることはできないのだっ。
少なくとも、私には無理だっっっ。
「あえて言えば」 とか 「強いて言えば」 とか言うつもりだったのかと、フォローのつもりで聞くと
「いや、わからん」。
もしや、彼はバカ大卒なのでは・・・と疑ってしまう、今日この頃である。
2010年02月18日
そそっかしいにもホドがある!
うちの猫、ちびたんの爪を切っていて、失敗してしまった。
ほんの少し、ひっ掻いて毛がむしれたところがあったので、「爪が伸びてきたせいだ!」 と、慌てて切ったのだ。
いつもは、うまく切れる。
結構慣れたものだし、ちびたんもおとなしくしてくれるので、失敗などしたことがない。
爪の真ん中あたりにまで伸びている ピンクの部分を傷つけないよう、ギリギリまで切る。 このピンクの部分には神経が通っているそうで、傷つけると痛むし、血も出るのだ。
油断があった。
おしゃべりしながら、切ったのだ。
一瞬、ちびたんが動いた。
「あっっ」 と思ったが、もう遅い。
ピンクの部分まで切ってしまった。 血が、じんわりとにじむ。
ちびたんはその後、痛がったり その部分を気にするそぶりを見せなかったが、私はとても落ち込んだ。
ちびたんに、何度も何度も謝った。 謝っても謝りきれない。
いつまでも、苦い罪悪感が残った。
私は根がそそっかしい。
「良かれ」 と思って行動したことが、いつも裏目に出たりする。
つい先日も、自転車で帰宅途中、うちの家の前に宅配便のトラックが止まっているのに気がついた。
そろそろ届く予定の荷物があったので、もしやと思い、急いで自転車をこいだ。
宅配便のおじさんは、ポストに何か (不在連絡票か??) を入れると、車に乗り込んでしまった。
「電話連絡をしなければならない」
「せっかく来てくれたのに、再度足を運んでもらわなければならない」
ふたつの考えに突き動かされて、手を振りながら大声で呼びかけると、走りかけたトラックが止まった。
おじさんは 困惑した顔で、
「あの・・・、メール便ですよ。」
顔から火を吹くとはこのことか。 恥ずかしい。
車を止めてしまったことを詫びて、自転車を止めようとしたら、バランスを崩して 半コケになってしまった。
向こうずねを、したたか打った。
痛いやら、恥ずかしいやら、情けないやら・・・。
自分の浅はかな思い込みを、心底恨んだのだった。
さて、ちびたん。
あんなにひどいことをされたのに、変わらず甘えてくれる。
いじらしさに、涙が出てくる。
今度は、絶対、絶対、気をつけるからね。
そそっかしい私を、どうか許してね。


