5月30日放送の 「日曜美術館」 で、画家・長谷川りん二郎を取り上げていました。
その回を見逃してしまったので、昨日の再放送を観ることに。
実は、長谷川りん二郎なる画家を、まったく知らなかったのです。
少し前 (確か、5月30日だったか)、朝日新聞の書評欄で 『静かな奇譚 長谷川〔リン〕二郎画文集』 が紹介されていて、その表紙の猫の絵にぐっときてしまいました。
新聞の、白黒のざらざらした写真なのに、です。
どうにも心にひっかかってしまったので、調べてみました。
そこで、「日曜美術館」 の放送を知ることになったのです。
さて、それから心待ちにしていた昨日の再放送。
代表作である 「猫」 の絵が画面に映し出されました。
猫の毛の質感、重量感、その周りの空気感。
なぜだかわかりませんが、心が惹きつけられてしまいます。
うっとりと観ていると、私のひざ枕でぐーすか眠っていた愛猫 ちびたんが、ふっと顔を上げました。
そして、テレビ画面をじーーーっっっと、食い入るように見つめています。
見つめたまま、目を離しません。
ちびたんがテレビ画面に興味を持つなんて、本当に珍しいことなのです。
猫が映っていようと、鳥さんが映っていようと、一瞥 (いちべつ) はくれても、テレビ画面をじっと見るなんてことがほとんどないのです。
なのに、今回は凝視しているではありませんか!!
片方のヒゲが描かれていない その未完の絵は、猫までも魅了してしまうのでしょうか?
それとも、本当の猫がそこにいるように感じたのでしょうか?
どちらにせよ、とても驚かされた出来事なのでした。


